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サムネイル:不動産110番コラム

不動産110番コラム

さて、弊社では幅広く不動産関係業務を執り行っておりますが家庭の事情(離婚や転勤)や債務整理等の事情で「自宅を手放したい」というご相談を受けることもしばしばあります。 昨年も「金銭債務を理由として自宅売却を検討したい」という相談があり複数の提案を行いましたが、結局のところ相談者は条件面の良い他の業者と取引しますという事で弊社はお断りを受けました。ところが、その一件から半年程経過した頃、久しぶりにその相談者から電話があり「まだ自宅は売却せず、問題解決もできていない」という事でした。 一般的に、不動産所有者の意思決定によって執り行う売買の事を「任意売却(にんいばいきゃく)」と言います。 任意売却のメリットの1つに、市場価格・近隣の取引相場で売却価格を決められるため、競売に比べて高い価格で売却できる可能性が高いというものがあります。 競売で自宅を手放すと、市場価格より安い金額になるデメリットがあるという事ですね。その場合、相談する業者選びも大変重要になってきます。 〇親身に相談に乗ってくれるか 〇過去の取引実績 〇フットワークが良いか 〇過度な好条件の提案をしていないか その他様々なポイントがありますが、個人的には 相談して安心感がもてるか、少しでも気が楽になれたかという点が重要と感じます。 上記の相談者から再度の電話をいただいてから1ヵ月弱で、当社にて自宅を売却させて頂きました。相談者様によって様々な事情・条件ありますが、まずは専門家への相談をオススメ致します。 無料相談 お気軽にご相談ください 「住宅ローン滞納」に関するお問い合わせ・ご相談を承っております。大小に関わらず、皆さまのお問合せをお待ちしております。 メールでのお問い合わせ LINEでのお問い合わせ

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サムネイル:「任意売却」と「競売」の違いについて

「任意売却」と「競売」の違いについて

現在のコロナ禍において、様ざまな理由で住宅ローンの返済が厳しくなる方が増えております。返済方法の選択肢として、ここでは「任意売却」と「競売」の違いについて簡単にご説明します。 【競売】と【任意売却】の違いまず競売は、住宅ローンの返済が滞り、債権者である金融機関が貸付残代金の回収のために抵当権の入っている自宅を強制的に売却する手続きです。 競売の流れ 競売の申し立てが受理されると、債務者が住んでいても居なくても裁判所主導で強制的に手続きが進められていきます。 対抗策が無い限り最終的には立退きを命じられ、寝たきりの祖母が居ようが転居先が決まっていなくても強制執行で建物を明け渡すよう促されます。続いて、任意売却とは、住宅ローンを返済している金融機関や不動産仲介業者と話し合いによって売却する手続きとなります。 競売と違い、裁判所を介さないことがポイントです。また競売に比べ、市場価格に近い金額での取引が見込めるため残りの残債務が少なくなりやすいメリットがあります。 任意売却の流れ ①不動産業者とご相談 まずは自身の自宅の相場を知る事が必要になります。昨今では無料で複数の業者に一括査定依頼ができるサイトなどもございます。また不動産業者といっても地域密着型や大手チェーン店など様々な業者や営業マンがいますので、自身のフィーリングに合った方を選ぶことをお勧めします。 ②借入金融機関とご相談 査定結果がわかれば、住宅ローンの残債の全額返済可、または足りない部分についてどうするか、金融機関との相談が必要となります。 売却方法について金融機関と合意ができれば、次は売り出し開始です。 ③不動産業者と媒介契約、もしくは買取承諾 自身の物件を売却するには不動産業者に仲介をしてもらうか買い取ってもらういずれかになります。いずれもメリット・デメリットがありますが 仲介 メリット:買取より高い金額での取引が見込めるデメリット:時間がかかる 買取 メリット:最短3日ほどで現金化できるデメリット:仲介より安い金額になる可能性が高い まとめ 簡易的に取りまとめましたが、競売と任意売却ではかなりの違いがあります。競売では強制的に全ての手続きが進められ、自身の債務が全て無くなる可能性が低く、競売の申し立てから立退きまでの期間は精神的に日々の私生活に影響を及ぼすと考えられます。また今後の生活に金銭的にも負担が大きくなってくるはずです。 住宅ローンを滞納気味、もしくは支払いが困難になって競売申立てされてはもう手遅れになります。 「競売」だけは避けるよう、早急に専門家との相談を強くお勧めします。かわって任意売却は、専門家から様々なアドバイスが聞けて、自身の不安や疑問にお応えしてもらえます。ローンの返済が厳しくなってきた、収入の増加や返せる目途が立たない。、そんな状況になってきたら早急に専門家に相談することをお勧めします。 売却をせずに現況の困難を打開する方法はございます。お悩みがあれば一人で悩まず、専門家との早めのご相談をおすすめいたします。 無料相談 お気軽にご相談ください 「住宅ローン滞納」に関するお問い合わせ・ご相談を承っております。大小に関わらず、皆さまのお問合せをお待ちしております。 メールでのお問い合わせ LINEでのお問い合わせ

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