住宅ローンを滞納した時にどのような対策を取るべきかを検討している方向けの記事になります。住宅ローンを滞納したらどのような状況になるかを知りたい方は前編の方から先にご覧ください。
住宅ローンを滞納するとどうなる?その対策を解説します(前編)
住宅ローンを滞納が続いた先には、大切な住宅の差し押さえ、競売による売却、最後には立ち退きということになることは前編にて把握できたと思います。それでそうならないための対策、あきらめずにできる対策を講じていくことが住宅に長く住み続け生活を立て直すことにつながっていきます。
この記事では住宅ローンを滞納している方に向けて、早めにできる対策について、段階をおって解説していきます。
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まずは収入が激減し、住宅ローンの返済が厳しくなると感じた時には、すぐに対策を練っておく必要があります。厳しいと感じながらも「なんとかなるかな」など楽観視してしまうとあっという間に前編で述べたような措置が進行していきます。早め早めの対策をとるようにしていきましょう。
できる対策としては下記の内容があるのではないでしょうか。
・家計を見直す
・収入を増加できないか検討する
・金融機関に相談する
・住宅ローンを借り換える
・リースバックを活用する
・リバースモーゲージ型住宅ローンを検討する
・任意売却を検討する
上記のように、家計を見直すなど身近にできることから、銀行に相談して住宅ローンを借り換えることやリースバックなどのサービスを活用するなど、法的措置に進行する前にできる対策はありますので1つ1つ説明していきますね。
はじめにできる対策としては、家計の見直しです。毎月の支払いを細かくリストアップして無駄や安く抑えられる事ができないかを徹底的に見直してみましょう。保険料を高額にしていたり、携帯電話のプランを見直したり、交通費を見直したりできることは意外と発見できます。毎月の固定費をリストアップして見える化する事で生活水準の見直しにつながり総合的に無駄を省いた支出にしていくことができます。
意外と普段から切り詰めていると考えていても、改善点は出てくるものです。ご自身の主観で見るだけではなく、専門家に相談してみることもおすすめです。

次に収入を増やすことを検討します。好きな職業に携わりたい気持ちあると思いますが、まずは現実をみて収入の良い職業に転職したり、副業を始めることも対策です。また、共働きではない場合は、しっかり話し合った上で共働きにして、パートの時間を増やすなど収入を増やすことはできることの1つとしておすすめです。
ある方は転職と共働きにすることで収入が月に6万円増えて、支出も2万円抑えたことで月に8万円の改善ができました。そこまで改善できれば毎月の収支が落ち着き、住宅ローンの滞納を防ぐことができるのではないでしょうか?
それでも住宅ローンの滞納が続きそうな場合は金融機関に返済スケジュールの相談にいきましょう。金融機関との関係にもよりますが、親身になって理解してもらえることもあります。筆者の知人はコロナ渦で企業の売り上げが激減し、給料も大幅カットされたことを伝えて1年間の支払い猶予を認めてもらった例もあります。
金融機関においても住宅ローンの返済が滞り、不良債権になることは避けたいので、話を聞いてくれることと思います。ただ、要望を断られる事が多いと思いますので期待しすぎないように相談しましょう。
住宅ローンの返済をはじめて、かなり期間が経過している方にとっては、借り換えによって毎月の返済額が下げられる可能性があります。その理由としては日本の住宅ローンの金利が年々低下しているからです。過去に契約した金利より今の金利が安いので借り換えることで支払い期間は伸びますが毎月の返済額を抑えることができます。
また、固定金利で契約していた方にとっては、変動金利に変更することで金利が下がるケースがあります。まずは金融機関に借り換えの相談に行ってはいかがでしょうか。
住宅ローンの返済がきびしくなった方におすすめなのが、「リースバック」というサービスです。リースバックは住宅を業者に買い取ってもらい、そのまま住み慣れたご自身の住宅に家賃を支払いながら住み続けるサービスのことです。業者によっては買い戻し特約なども取りつけることができますので、収入が安定してきたら買い戻すこともでき、状況に応じたサービスとして近年はよく利用されはじめています。
(リースバックに関する問い合わせはこちら)
高齢になって就職先を変えたり、病気になって収入が減った方で住宅ローンの返済がきびしくなった方も多くいらっしゃいます。そんな方におすすめなローンとして「リバースモーゲージ型住宅ローン」があります。
リバースモーゲージローンとは債務者が亡くなられた時には、担保となる物件を売却することで残債を完済する住宅ローンです。毎月の返済が利息のみで抑えられることが特徴です。
こちらはお子さんに住宅を残さないで良い方におすすめなローンとなります。また、利息が一般的なローンよる高額になりますが、毎月の支払額が軽減できる可能性は高くなります。
家計の見直し、収入の増加、金融機関への相談や借り換え、リースバックやリバースモーゲージ型住宅ローンの活用など前述した対策を行うことでかなり改善できると思います。それでも住宅ローンの返済を滞納してしまう状況になると売却を検討していくことをおすすめします。競売にかけられてしまうと安くなり返済にかける費用も少なくなるので、任意売却によって通常の価格設定で買主を探すようにしましょう。
売却に時間をかけられる場合は良い条件で購入してくれる方を探すことができますが、急ぎで売却したい場合は相場より安くなってしまうので早めに動いたほうが得策です。
もし、売却価格が住宅ローンの残債を下回る場合には、不足分はご自身の資金で支払わなければいけません。そして、その自己資金が不足している場合は、「任意売却」という対策があります。
任意売却は、住宅を売却しても残債が残ることを金融機関が了承した上で売却を進める手段になります。競売によって差し押さえられた状態の住宅よりも任意売却の方が高めの価格で売れることが一般的です。
競売をかけられる状況になりそうであれば、すぐに任意売却を行うことが懸命な対策になります。
住宅ローンを滞納した際の対策について解説しましたが、いかがでしたか?
住宅ローンの滞納が続き、金融機関からの催促状などを無視してしまうと、最終的に住宅を差し押さえられて競売になってしまいます。それは必ず避けたいところですよね。
今回この記事の前編、後編でお伝えしてきたように、早めの対策を行うことで最悪の事態を回避することができます。まずはご自身の収支の見直しから始めてみませんか?
また、弊社では専門家による住宅ローンの返済相談が無料でできますのでお気軽にご相談ください。
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